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10月の福岡市内オフィス空室率は2・18% 三幸エステート調べ


2%台前半が1年近く継続

賃貸オフィス仲介の三幸エステート㈱(東京都中央区銀座、武井重夫社長)調べによると、10月の福岡市内オフィス空室率は前月比0・13ポイント減の2・18%だった。2%台前半の小幅な動きが1年近く続いている。
規模別では、基準階貸付面積が200坪以上の大規模ビルが前月比0・1ポイント減の1・3%、100坪以上200坪未満の大型ビルが同0・4ポイント減の1・4%、50坪以上100坪未満の中型ビルが同0・1ポイント減の3・5%。主要エリア別では、博多駅前が前月比0・4ポイント減の1・4%、呉服町が同0・1ポイント減の1・8%、天神が前月から横ばいの1・9%と、いずれも1%台となった。募集賃料は前月比81円増の坪当たり1万1960円で、2カ月連続の上昇。
福岡支店では「引き続き募集床が不足する中、幅広い面積帯で底堅い需要が続いており、品薄感が一段と強まっている」と分析している。

2019年12月10日発行