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10月の外国人入国者数は4万9115人 九州運輸局


週刊経済2022年12月6日発行

コロナ禍で最多の入国者数更新

九州運輸局(福岡市博多区博多駅東、鈴木史朗局長)が11月24日に発表したクルーズ船を含まない10月の外国人入国者数は、速報値で前年同月比約107倍の4万9115人だった。
コロナ禍前の19年と比較すると、73・2%減だったが、10月11日より、水際対策が大幅に緩和されたこともあり、前月の約3・6倍と大幅に増加。20年3月以降のコロナ禍では、最多の入国者数を更新した。また、1月から10月までの累計入国者数は速報値で10万2097人だった。
一方、8月の九州への外国人入国者数の確定値は、前年同月比約58倍の1万1108人だったものの、入国者制限などの影響で、19年入国者数の3%程度だった。国・地域別では、韓国が前年同月比約147倍の3978人でトップ、次いで、ベトナムが413倍の3304人、フィリピンが約15倍の1247人と続いたが、19年比では、韓国は1割にも達していない。一方、ベトナムは約9割、フィリピンは約4割まで回復している。