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10月から塩の販売を開始 エヌテックシナジー


週刊経済2021年8月3日発行

初年度売り上げ目標は500万円

製塩業の㈱エヌテックシナジー(福岡市中央区天神4丁目、平山耕一社長)は10月1日から塩の販売を開始する。
汲み取った海水を太陽と風の力で蒸発させる「天日塩(てんぴじお)」を長崎県対馬市美津島町鴨居瀬の自社製塩所で製造。製塩所の敷地面積は185㎡。工場は木造平屋で、床面積は109㎡。生産能力は月50㎏。スタッフは1人。自社サイトや商社を通じて小売店などで販売し、価格は80gで650円(税込)。初年度売り上げ目標は500万円。平山社長は「天日塩は富裕層向け。軌道に乗れば工場を増築し、地元の対馬で雇用を生み出したい」と話している。
平山社長は長崎県対馬市出身。1964年4月16日生まれの57歳。対馬高校卒。趣味は旅行、ドライブ。
同社はシステム開発の㈱ニノシステム(同)の関連会社として、2020年10月に設立。資本金300万円。決算期3月。従業員1人。