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１０月からオリジナル着物の販売を開始 　ヨシノコーポレーション　　　 受注生産、９８０００円から

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　レンタル着物店運営の株式会社ヨシノコーポレーション（福岡市博多区博多駅前１丁目、峯良之社長）は１０月から、オリジナルの着物の販売を開始する。
　今年３月に設立したベトナムの現地法人「マインインターナショナルジャパン」でのデザイン業務を本格化、生地にデザイン柄を印刷する大型プリンタを本社に導入し、オリジナル商品を企画する体制が整ったことから、専門業者に委託し生産、販売を開始する。商品は店舗でレンタルするほか、１０月から同社ホームページで受注販売する。販売価格は９万８０００円からで、基本的に受注生産とする。峯社長は「トレンドが移り変わり、着物を着る機会が減ってきている中で、若年層にも親しんでもらえるような着物を作りたいと思いオリジナル商品の企画に着手した。ベトナムの現地スタッフもデザインを手掛けているので、和柄とはひと味違ったデザインも楽しんでほしい」と話している。
　同社は１９９１年３月設立。資本金は１０００万円。１４年３月期の売上高は４億円。
　従業員は１２０人。福岡県内、首都圏を中心に直営１３店舗、ＦＣ３店舗のレンタル着物店を展開する。会員数は６万３５３０人（９月２日時点）。