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10年内に売上高を2・5倍の60億円目指す 福岡ロジテック


Web KIT使用の受注件数強みに

物流業の福岡ロジテック㈱(粕屋郡宇美町井野、永山浩二社長)は10年内に売上高を19年7月期見込みと比べて2・5倍となる60億円の達成を目指す。
これは8月3日に発表した20年7月期(第23期)の経営計画で掲げた目標。同社は日本貨物運送協同組合連合会の求荷求車情報ネットワークシステム「Web KIT」を使用した契約件数が5年連続で全国1位を獲得し、2019年7月期の売上高も前期比約4%増の24億円を見込んでいる。計画では10年以内に持ち株会社制に移行し、全国12拠点を増設するとともに、会員同士で帰り荷の確保や融通配車、積め合わせ輸送を可能とするWeb KITを使った受注を1・5倍に増やし目標達成を図る。直近の新規拠点に関しては、来年8月めどに首都圏に福岡ロジテック関東㈱を設立するほか、山口県内や佐賀県鳥栖市への営業所出店を検討している。
同社は1998年6月設立。資本金は1500万円。従業員は60人。永山社長は北九州市出身。1960年8月11日生まれの59歳。北九州工業高校卒。趣味は経営の勉強、ゴルフ。

2019年8月27日発行