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10周年の「FACo」3月25日に 福岡アジアファッション拠点推進会議


福岡から9ブランド参加

福岡のデザイナーやファッション関連企業団体、教育機関、行政等約500会員で構成する福岡アジアファッション拠点推進会議(会長=礒山誠二福岡商工会議所会頭)は12月18日、九州最大級のファッションイベント「福岡アジアコレクション(FACo)」を来年3月25日に開くと発表した。会場は福岡国際センター(福岡市博多区築港本町)。

FACoは2009年から開催しており、今回で10回目。福岡を拠点とするアパレルメーカー、デザイナーの9ブランドのほか、国内外の人気ブランドが参加する。また、10回目の記念企画として、過去の出演モデルやアーティスト、ブランドをクローズアップする演出のほか、未公開のサプライズ企画を予定している。福岡アジアコレクション実行委員会の榎本重孝委員長(福岡商工会議所副会頭)は「街中で企画やイベントを開催する『ファッションウィーク福岡』とあわせて、ファッションで地域を華やかにしたい」とあいさつ。1回目から出演しているタレントのスザンヌさんは「FACoの魅力はステージとお客さんとの距離が近いこと。アニバーサリーにふさわしいウォーキングで皆さんを楽しませたい」、ブランド「ALL MY LOVING」デザイナーの天本誠司さんは「FACoは福岡のデザイナーの発表の場となっている。次の10年につなげていけるよう盛り上げたい」と意気込みを語った。チケットは来年2月3日から一般販売を開始する。

FACoは過去9年で延べ6万6820人を動員。福岡関連の出展ブランドは延べ149ブランド。海外では大連で3回、釜山で2回、ラオスで1回、シンガポールで1回、バンコクで4回、台北で3回の開催実績がある。

2017年12月26日発行