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10億円をかけ西区小戸2丁目に温浴施設 西部ガス


温浴施設事業に本格参入

西部ガス㈱(福岡市博多区千代1丁目、酒見俊夫社長)は、同市西区小戸2丁目に岩盤浴や露天風呂などを備えた温浴施設を建設する。総工費は約10億円、開業予定は来年12月。温浴事業への本格参入となる。
2016年に策定した「西部ガスグループ中期経営計画」に基づくガス事業以外のグループ事業拡大の一環。温浴事業はエネルギーを中心としたくらし関連サービスを提供する同グループと親和性が高く、シナジーも期待できることから参入に踏み切った。温浴施設1号店の名称は「ヒナタの杜 小戸の湯どころ(仮称)」。場所はホームセンター「コーナンめいのはま店」北側の駐車場で、鉄骨2階建て延べ床面積2300㎡の施設を建設。「自然の温もりが感じられる第二の我が家」をコンセプトに、都市ガスで沸かす内湯や岩盤浴、インナーテラス、暖炉や床暖房がある温暖ルーム(リラックスルーム)などを設ける。来場者は年間35万人、売上高は約5億円を見込んでいる。今後は場所や条件などが合えば2号店の展開も視野に入れている。

2018年12月4日発行