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1週間前倒しで福岡―香港線を再開 香港のキャセイパシフィック航空


週刊経済2022年12月13日発行

2年9カ月ぶり

香港のキャセイパシフィック航空(オーガスタス・タンCOO)は12月1日、2年9カ月ぶりに福岡―香港線の運航を再開した。
当初、12月16日から週3便での運航を予定していたが、水際対策緩和や円安を背景に香港からの旅客需要が着実に見込めることから、1週間前倒しによる再開となった。12月31日までの運航ダイヤは福岡発が午後4時35分で香港着が現地時間の午後7時半。香港発は現地時間の午前11時半発で福岡着は午後3時25分発。また、1月1日からは1日1往復・週7便のデイリー運航に増便し、香港からの送客に対応する。
運航再開初日となる12月1日の乗客数は香港発福岡行きが搭乗率約7割の252人、福岡から香港行きは5・7%の21人だった。福岡空港国際線ターミナルでは、運営会社・福岡国際空港㈱のスタッフらが横断幕を掲げ、到着客を出迎えたほか、記念品などが配られた。西日本旅客営業部の伊藤和佳セールスマネージャーは「復便1日目としては順調な数字だった。日本路線に対する香港のニーズは高く、日本への送客に力を入れていきたい」と話している。