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1月中旬にカレーライス専門店の第1号店 ウエスト 100店舗を目標に出店
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うどん・焼肉など飲食店を多店舗展開する株式会社ウエスト(福岡市博多区三筑一丁目、中野泰宏社長)は一月中旬、同区三筑にカレーライス専門店の第一号店を出店した。
これは事業の多角化を図ることを目的に出店するもの。場所は同区三筑一丁目のウエスト「味の街 麦野店」の敷地内で、店舗面積は約七十平方メートル。座席数は三十席。メニュー価格は四百円から六百円を想定し、ビーフカレーをメーンにトッピングなどを用意する。またデザート類も充実させる予定。若者、サラリーマン、ファミリーなどの幅広い客層をターゲットに、福岡、佐賀、熊本の九州地区や関東地区、米国などの都心、郊外に出店していく計画。客単価は一人六百円前後で、年商は六千万円を見込んでいる。今後は百店舗を目標に出店していく予定。
中野社長は「国民食のカレーライスを焼肉、うどんに続く第三の柱として確立させ、今後の戦力としたい」と話している。
11月10日、直営のうどん店を2店舗同時オープン
また、同社では十一月十日に、直営のうどん店を二店舗同時にオープンした。
これは全国展開の一環として出店したもので、店名は「ウエスト 中尾店」と「ウエスト 白木原店」の二店舗。「中尾店」は福岡市南区中尾三 丁目で、店舗面積は約百平方メートル。「白木原店」は大野城市白木原一丁目の「Jクリスタル」一階で、店舗面積は約百平方メートル。メニューの種類は従来のうどん店と同様で、営業時間も二十四時間。予想平均客単価は五百から五百五十円、初年度売上目標は六千万円を見込んでいる。
同社は一九六六年三月創業・設立、資本金は三億七百九十万円。売上 高は百三十七億円(〇四年二月期)。従業員は四百人。現在、九州・山口と関東地区に多店舗展開している。
中野社長は粕屋郡新宮町(中国・ハルビン生)出身、一九二八年四月二十五日生まれの七十六歳、旧制修猷館中学校卒、趣味は水泳。
2004.11.16 発行 週刊経済より