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1月は3・9%減の933億円 九州のコンビニ販売額


週刊経済2021年3月23日発行

603店舗減

九州経済産業局が3月8日に発表した2021年1月の九州コンビニエンスストアの販売額(速報値)は、全店ベース(5600店舗)で前年同月比3・9%減の933億円となり、2カ月連続の減少、店舗数は603店舗の減少だった。
県別では福岡が前年同月比4・6%増の399億円(4店舗減の2313店舗)、佐賀が3・6%減の61億円(3店舗減の362店舗)、長崎が1・8%減の87億円(増減無しの529店舗)、熊本が4・2%減の129億円(4店舗増の783店舗)、大分が24・6%減の80億円(2店舗減の514店舗)、宮崎が3・0%減の72億円(8店舗増の433店舗)、鹿児島が3・1%減の104億円(7店舗減の666店舗)、2020年7月分公表時から「九州」には沖縄を含まない。
全国は11カ月連続で販売額減  経済産業省の調べによると、全国ベースのコンビニ販売額は前年同月比4・4%減の9290億円で11カ月連続のマイナスだった。商品項目別にみると、販売額が最も大きい「ファーストフード・日配食品」はおにぎり、調理パン、ファストフード、おでんなどが不調であったことから5・4%減の3422億円となり11カ月連続の減少。「非食品」は日用品や化粧品、栄養ドリンクなどが低調で0・3%増の2980億円となり3カ月ぶりの減少。「加工食品」はソフトドリンクや菓子類などが不調で5・4%減の2414億円となり11カ月連続の減少。「サービス」はチケット売り上げの不振により15・0%減の475億円となり2カ月連続の減少となった。
表はこちらから。