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1月のクルーズ寄港回数は前年比1・6倍の54回 九州地方整備局    博多港の乗船客数は約5万2000人


 九州地方整備局が2月16日に発表した九州クルーズレポートによると、1月の管内寄港回数は前年同月比1・64倍の54回(うち外国船社は51回)、昨年1月から12月までの寄港回数は前年比1・41倍の814回(同715回)といずれも前年実績を上回って推移していることが分かった。
 中国の上海、天津を発着する外航クルーズの増加が後押しした。港湾別で最も多かったのは博多港と長崎港でいずれも20回、佐世保港の5回、鹿児島港の3回、八代港の2回と続き、別府、宮崎、油津、下関の各港はそれぞれ1回だった。また、乗船客数の内訳は、博多港が5万2170人でトップ、2位は長崎港の4万9524人、3位は八代港の9600人で、4位以下は佐世保港6026人、鹿児島港5988人、油津港4203人、下関港1112人、別府港449人、宮崎港417人と続く。
 また、レポートでは昨年の寄港回数が国内1位となった博多港の中央ふ頭クルーズセンターが1月16日に利用者数が100万人を突破したことや、16万トン級の大型クルーズ船に対応する延伸岸壁(ジャケット)が1月19日に据え付け工事が完了したこと、17年元旦から八代、長崎、佐世保の3港にクルーズ船が寄港したことを最新のトピックスとして掲載している。