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1月から地域包括ケア病床を40床に増床 京都病院
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スタッフ21人体制で治療支援
医療法人博愛会・京都病院(京都郡みやこ町勝山箕田、岡松秀一院長)は、1月1日付で地域包括ケア病棟の病床数を20床から40床に増床した。
急性期入院治療後の在宅復帰に向けて医療や介護、リハビリテーションを行うことを目的とした「地域包括ケア病棟」拡充のニーズの高まりを背景に実施したもので、昨年10月に開設した4階建て「地域包括ケア病棟」の4階フロアを拡張した。同病棟では一定期間の入院やリハビリが必要な患者、症状悪化による在宅療養が困難な患者を対象に、在宅復帰に向けた治療・支援を行うほか、医療ソーシャルワーカーが患者の退院支援および退院後ケアについてサポートする。スタッフは理学療法士(PT)が11人、作業療法士(OT)7人、言語聴覚士(ST)3人の計21人が常駐。入院期間は60日を限度とする。なお、同病棟の1階フロアは外来、2・3階フロアは一般病棟となっている。
同医院では「今後の在宅治療を目指して皆さまとの情報共有を密にし、患者さまのより良い診療に尽力していく。また、他院の地域包括ケア病床から当院在宅復帰機能への転院も積極的に受け入れていきたい」と話している。
同病院は1970年8月に開業。93年に麻生グループの医療法人として設立。病床数は一般病床134床、地域包括ケア病床40床の計174床。
2018年1月30日発行