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1年半連続で1%割れが続く 東京都のCBRE調べ


福岡市のオフィス平均空室率

2018年第3四半期(7~9月)の福岡市のビル(延べ床面積が3300㎡以上で新耐震基準に準拠したビル)のオフィス平均空室率は、前期(2018年第2四半期)から横ばいの0・5%で6期(1年半)連続して1%割れが続いている。
事業用総合不動産サービス・CBRE㈱(東京都港区)の調べによるもので「新規開設や増床ニーズなど依然としてテナントの拡張意欲は強いものの、受け皿が枯渇しているためテナントの動きは鈍かった。これに伴いマーケットの注目は賃料上昇の行方に集まっている」と分析。想定成約賃料(円/坪)は、1年前に過去最高を更新してからも上昇ペースは緩んでおらず、今期も3・6%増の14480円で、四半期ベースの上昇率は過去最高となった。

2018年11月13日発行