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1割増の販売額5591億円 九州スーパー半期販売額
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生鮮食品や衛生用品など伸長し
九州経済産業局が発表した2020年4月から9月の「百貨店・スーパー販売動向」によると、同期間のスーパー販売額(速報値ベース)は、前年同期比10・6%増の5591億円となった。
外出自粛やイベント中止、大雨などの影響で消費者が生活必需品を近隣店舗で購入する傾向が強くなったため食品スーパーは好調に推移。一方、週末に集客を見込む総合スーパーはマイナスに推移した。
商品項目別では、「衣料品」が暖冬などによりコロナ禍以前から低調で、祭りなどイベント中止や外出機会減少による需要低下も重なり前年同期を下回る21・0%減の532億円。「飲食料品」は巣ごもり需要など自炊の増加で生鮮食品を中心に全般的に好調で14・0%増の3538億円、5月頃までは惣菜が低調だったが、現在は前年並みに戻っている。「その他」では、外出自粛の影響で化粧品などの動きが鈍化、マスクや消毒液が4月まで在庫がなくなるなど販売機会の損失があった中、5月から輸入が安定し、衛生用品が好調で18・9%増の1521億円だった。
表はこちらから。
2020年12月1発行