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1億6千万円かけ博多駅中央街の居酒屋を改装 快適空間創造研究所


月商2000万円を目指す

立ち呑み居酒屋「よかたい」など5店舗を運営する㈱快適空間創造研究所(福岡市博多区博多駅中央街、緒方伸太郎社長)は12月4日、総事業費約1億6000万円かけて本社の内田ビル地下1階で運営する居酒屋「旬菜厨所(しゅんさいずしょ)ぞっこん本店」をリニューアルオープンした。

2000年12月オープン以来の大改装で1700万円だった平均月商を、改装を機に2000万円に引き上げる狙い。フロア面積は475㎡で従来の220席から190席に減らし居心地の良さを追求。内装は大川市の伝統工芸の組子をはじめ木組みを多用。メーンテーブル周辺にはアクアウォールを設置し落ち着いた雰囲気を演出している。メニューはグランドメニューを廃止し、当日の旬の食材を使った料理を提供する。お酒は福岡の地酒を約30種類、全国各地の日本酒を約10種類取りそろえている。平均客単価は4000円を想定。スタッフは30人で営業時間は金曜日を除く平日、日祝日が午後5時から翌午前1時まで。金曜土曜が翌午前3時まで。緒方社長は「女性層にも顧客層を広げていければ」と話している。

同社は1975年6月設立。資本金1500万円。従業員はアルバイト含め130人。博多駅中央街周辺で飲食店運営のほかホテルや温泉旅館向けのコンサルティング事業も手掛けている。2017年12月期の売上高見込みは8億3000万円。緒方社長は熊本市出身。1975年4月3日生まれの42歳。東京農業大学醸造学科卒。趣味はドライブ。

2017年12月12日発行