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1億5千万円かけ境内に納骨堂を新設  鳥飼八幡宮


完成予定は来年3月

鳥飼八幡宮(福岡市中央区今川2丁目、山内圭司宮司)は境内に納骨堂を建設している。総工費は約1億5千万円で、完成予定は来年3月。
名称は「鳥飼八幡宮祖霊殿」。場所は地行交差点南西側。敷地面積は8264㎡。納骨堂は鉄筋コンクリート造、地上2階地下2階建てで、建築面積199㎡、延べ床面積は296㎡。地下1階は霊璽(れいじ)庫、納骨庫、神庫、1階は霊璽室と儀式殿、2階は霊璽庫。ロッカー式と納骨段タイプ合わせて500基で随時増やしていく。価格は50万円から。
山内宮司は「遠方に墓を持つ人や納骨を待っている人が増え、墓離れが進んでおり、氏子から近くに置きたいという多くの要望があった。木々で覆われた自然と一体化した建物にしていく。先祖に手を合わせ、心がリセットできるような憩いの場にしていきたい」と話している。
山内宮司は福岡市中央区出身。1972年1月6日生まれの48歳。皇學館大学文学部神道学科卒業後、宗教法人若八幡宮に所属したのち鳥飼八幡宮へ。趣味はサイクリング、スノーボード。同八幡宮は1700年前創建。縁結びの神様として信仰されている。

2020年8月25日発行