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1人作業を検知するアプリ開発 ネクストシステム
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週刊経済2021年4月27日発行
事故や不正の防止図る
ソフトウェア開発の㈱ネクストシステム(福岡市南区井尻3丁目、藤田義生社長)はこのほど、1人で作業する場面を検知するアプリケーションを開発した。
パナソニックi–PROセンシングソリューションズ(同市博多区美野島4丁目、尾崎祥平社長)と提携し、i–PRO製AIネットワークカメラの機能拡張ソフトウェアとして「VP1人作業検知アプリケーション」を開発。4月19日からi–PRO製AIネットワークカメラ3モデルを対象機種として販売開始した。製造現場やサーバールーム、金庫など複数人で作業する規定のある場所で、1人で作業しているケースを検知し、事故や不正を回避する。i–PRO製監視映像システムと連携してリアルタイムでの異常検知や録画、アラート通報、遠隔監視も可能になる。ネクストシステムではカメラ映像や動画ファイルから人間の骨格情報を検知する人工知能エンジン「Vision Pose」を開発しており、今回のアプリケーションにも同技術を用いている。藤田社長は「AIカメラは姿勢推定、行動解析などより高度なAI解析が期待されている。この分野で今後もi–PRO製AIネットワークカメラ上に当社のAI技術を駆使したさまざまなアプリケーションを提供していく予定」と話している。
同社は2002年8月設立。資本金8075万円。従業員数50人。