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1・3%増の979億円 九州コンビニ9月販売額


週刊経済2021年11月16日発行

54店舗減

九州経済産業局が11月8日に発表した2021年9月の九州コンビニエンスストアの販売額(速報値)は、全店ベース(5550店舗)で前年同月比1・3%増の979億円となり、2カ月ぶりの増加、店舗数は54店舗の減少だった。
県別では福岡が前年同月比1・1%増の421億円(46店舗減の2270店舗)、佐賀が1・3%増の64億円(4店舗減の358店舗)、長崎が4・9%増の92億円(4店舗減の528店舗)、熊本が0・2%増の135億円(5店舗減の778店舗)、大分が1・5%増の84億円(1店舗減の514店舗)、宮崎が0・9%増の74億円(6店舗増の435店舗)、鹿児島が1・1%増の106億円(前年並みの667店舗)、20年7月分公表時から「九州」には沖縄を含まない。
詳細は表の通り。

全国は2カ月ぶりの販売額増

経済産業省の調べによると、全国ベースのコンビニ販売額は前年同月比1・1%増の9972億円で2カ月ぶりの増加だった。商品項目別にみると、販売額が最も大きい「ファーストフード・日配食品」は冷やし麺やサンドイッチが低調だったことから0・8%減の3419億円となり2カ月連続の減少。「非食品」はタバコや玩具などが堅調で4・3%増の3635億円となり7カ月連続の増加。「加工食品」はソフトドリンク、アイスなどが低調で1%減の2513億円となり2カ月連続の減少。「サービス」はチケット売り上げが堅調で3・7%増の404億円となり7カ月連続の増加となった。

表はこちらから。