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09年度県内大卒内定率は5・1%減の82・4%   福岡労働局調べ    高卒は92・1%


 福岡労働局職業安定課が今年3月末でまとめた新規学校卒業者の就職内定状況によると、09年度の県内大学の就職内定率は前期比5・1%減の82・4%だった。
 大学側の報告を基に集計したもので、求職者1万4923人のうち3月末までに内定を届け出た学生は1万2290人。求職者数は前年比で12・5%減少しているが、求人数はそれを上回る下げ幅で、23・9%減の21万1603人だった。求人倍率は14・18倍で、前年同期を2・13ポイント下回った。
 このほかでは、短大卒が同0・3%減の81・5%。求人倍率は4・0ポイント下回る7・95倍。高専卒が同1・2%減の96・7%で、12・13ポイント下回る16・96倍。高卒が同2・3%減の92・1%で、0・83ポイント下回る1・74倍。中卒が同12・5%減の40・6%で、0・25ポイント上回る3・19倍。
 就職内定率はすべて前年を下回り、求人数もすべて2割以上減少した。特に短大卒の求人数は2万4868人となり、前期比で41・5%の大幅減となった。これに対して求職者数も高専卒を除いて減少しており、中卒の34・1%減を筆頭に2けた台の減少となっている。