NEWS

自動検品AIサービスを開始 ロカリア


食品加工など製造業向けに提供

AI法人研修サービスなどの㈱ロカリア(福岡市中央区大名2丁目、深澤大我社長)は11月1日、自動検品AIサービスを開始した。
検品時の人件費削減、技術継承を省くため、地場製造業向けに提供。人間の業務をAIに学習させるディープランニング手法を用いた画像認識技術を使っており、検品対象の画像を準備し、サービス上で数回クリックするだけで現場導入が可能。より高度な精度が必要な際は相談に応じてカスタマイズできる。現在、β版をリリースしており、料金は導入費用が10万円。今後、製品版では初期投資に加え、使用した分だけ請求する価格体系を検討中。深澤社長は「少額投資で試験導入しやすい環境を作り、効果が上がれば段階的に適応範囲を広げてもらいたい」と話している。
深澤社長は宮崎県出身。1989年10月11日生まれの31歳。九州大学大学院卒。趣味は楽器演奏。同社は2020年4月設立。資本金は200万円。売上高は5千万円(21年度4月期見込み)。従業員数は2人。

2020年11月24日発行