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鹿児島県出水市の営業所を建て替え 福岡酸素


週刊経済2024年5月22日発行号

3倍の広さに、11月中旬完成へ

産業・医療用ガスなど製造供給事業の福岡酸素㈱(久留米市東町、福田寛一社長)は、鹿児島県出水市の営業所を建て替えている。工期は半年間で完成予定は11月15日。
創業105年を迎える同社は、事務所老朽化に伴い職場環境整備に注力。九州にある拠点の改修工事を段階的に実施しており、直近5年では2018年に大牟田支社(大牟田市)、19年に大分営業所(大分市)と日豊出張所(大分県中津市)、21年に熊本支社(宇土市)、福岡本社・福岡支社(福岡市)、22年に本社(久留米市)、23年に筑豊出張所(直方市)と宮ノ陣テクニカルセンター(久留米市)の新築建て替えや改修を完工。
現在建て替えている「肥薩営業所」の敷地面積は2300㎡、2階建てで延べ床面積は344㎡、旧事務所の3倍の広さになる。1階が事務所、リフレッシュルーム、商品倉庫。2階が応接室、会議室兼多目的ルーム。同所に所属する従業員数は9人。同社では「建て替え時にはLPガスパルク貯蔵や非常用発電機、太陽光発電などを設置し、BCP対策も講じている。職員の休憩や交流の場としてリフレッシュルームを設けて職場環境改善に努めていきたい」と話している。