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鹿児島県串木野市の寿屋跡テナントビルを取得   ブルク   工事費用含め約1億5,000万円で


 建築設計・デザイン・施工、資産活用コンサルティングの株式会社ブルク(福岡市南区玉川町、池松正剛社長)は、関連会社で不動産投資、売買の有限会社イケマツマネジメントを通じて、鹿児島県串木野市旭町の寿屋跡の6階建てテナントビルを3月24日に買収した。工事費用含め投資額は約1億5,000万円。現在改装中で、完成予定は6月。
 場所は鹿児島銀行串木野支店や南日本銀行串木野支店、串木野商工会館などが並ぶロータリー沿い。敷地面積は1,715平方メートルで、建築面積は1,087平方メートル、延べ床面積は5,041平方メートルでRC造り。これまでブルク本体でもマンション、オフィスビルなど中古不動産を中心に取得し、投資事業を進めてきたが、今後は関連会社のイケマツマネジメントで不動産事業を集約拡大していく。現在、地下1階から6階までテナントを募集している。
 池松社長は「ビルのリフォームでは、ロータリーに面する外壁に杉板を張り、夜にライトアップできるような構想をしている。また、行政にはロータリー沿いに桜の木を植えてもらうことを提案している。ビルのライトアップと夜桜で景色の良い環境をつくり、町づくりにも貢献したい」と話している。

 2億5,000万円で宮崎市の駐車場を取得

 また同社は同関連会社を通じて、3月27日、宮崎市橘通東2丁目の敷地面積約1,815平方メートルの駐車場も取得した。投資額は約2億5,000万円。
 不動産運用事業の拡大の一環で、今後も収益不動産の取得を続けていく。場所は宮崎県庁そば。今後も駐車場として運用していく。
 池松社長は「今後、立体駐車場の建設も考えている。収益不動産があれば積極的に投資していく」と話している。
 同社は1989年8月設立。資本金は1,000万円、従業員は10人。不動産投資、売買を専門の有限会社イケマツマネジメントを2005年3月に設立。
 池松社長は三潴郡城島町出身。1958年9月11日生まれの47歳。福岡大学法学部卒、趣味はジャズ。