NEWS

鹿児島の第一機械産業を吸収合併 ニシケン


週刊経済2023年11月14日発行号

11月1日付

九州一円で建機レンタルを展開する㈱ニシケン(久留米市宮ノ陣町、田中誠一社長)は、同業の第一機械産業㈱(鹿児島県鹿屋市、坂本実社長)を吸収合併した。
両社は東証プライム上場の建機レンタル企業・㈱カナモト(札幌市、金本哲男社長)の子会社。カナモトグループの企業戦略のもと、経営資源の効率的な運用を促進するのが狙い。第一機械産業は九州南部を中心に建機レンタル、販売を手掛け、奄美大島などの離島にも営業網を持つ。合併方式はニシケンを吸収合併存続会社、第一機械産業を吸収合併消滅会社とする吸収合併方式で、第一機械産業は効力発生日をもって解散する。1977年9月設立。資本金2千万円。2022年10月期売上高は26億9400万円。同社では「九州エリアのシェア拡大の弾みにしていく」と話している。
ニシケンは1960年11月設立。資本金10億4900万円。従業員512人。2023年10月期売上高見込みは210億5400万円。