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鳥栖市に酒の物販兼立ち飲み店をオープン IZUMIYA


週刊経済2021年10月26日発行

月間売り上げ目標は300万円

総合酒類の卸売、小売のIZUMIYA㈱(久留米市六ツ門町、土師康博社長)は9月9日、佐賀県鳥栖市蔵上4丁目に酒の物販兼立ち飲み店「酒の駅IZUMIYA」をオープンした。
場所はJR「新鳥栖駅」北東側の複合型飲食店「新鳥栖 道の市場」内。店舗面積は23㎡。全国の銘酒や地焼酎、自然派ワインなど200種類を販売するほか、立ち飲みスペースでは、ソムリエが25種の中から選ぶ酒と軽食を楽しむことができる。軽食は無添加自家製明太子(500円、税込)、マルゲリータ(1千円、同)など14種類を用意。同店舗で購入したボトルを追加料金500円で他の飲食店に持ち込むことができる。平均客単価は3千円で、月間売り上げ目標は300万円。営業時間は午前11時~午後10時。スタッフ数は7人。
堤取締役は「これまで業務用酒類の卸売を中心に展開してきたが、コロナ禍を受け今後は一般小売りも強化していく方針。アンテナショップとして顧客のニーズを把握し、早ければ年内に開始する通販事業に生かしていきたい」と話している。
同社は1979年6月設立。資本金3千万円。決算期9月。従業員65人。