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鳥栖市と進出協定、環境保全協定を締結 三省製薬
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経済振興に寄与
化粧品成分開発メーカーの三省製薬㈱(大野城市大池2丁目、陣内宏行社長)は10月5日、佐賀県の鳥栖市(橋本康志市長)と「鳥栖商工団地への進出に関する協定」、「環境保全協定」を結んだ。
来年7月に完成予定の化粧品原料の新工場(同市藤木町)建設にあたって、設備投資や雇用拡大を図る狙い。「鳥栖商工団地への進出に関する協定」については、生産拠点である佐賀県および鳥栖市の経済振興に寄与するため、地域雇用の拡大を進めていく。「環境保全協定」では生産活動に際するグリーン調達や、ロスの削減など同社が取り組むSDGsの分野を通して関わっていく。
同社は「1995年に鳥栖市に化粧品製造の生産拠点を構え、生産効率を上げるために、大野城市にある美容成分の生産拠点もここに移すことにした。行政の協力、支援をいただきたく協定を締結する運びとなった」と話している。 陣内社長は大牟田市出身、1965年8月29日生まれの55歳、同志社大学文学部卒。趣味はテニス。
同社は1960年3月創業。62年3月設立。資本金8767万円。売上高は27億5044万円(2020年3月期)。従業員140人(パート含む)。
2020年10月27日発行