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鳥栖の物流施設を12・5億円で取得 福岡リート投資法人 物流施設取得は初
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地域特化型不動産投資信託の福岡リート投資法人(福岡市博多区住吉1丁目、茶木正安執行役員)は、佐賀県鳥栖市の物流施設を12億5000万円で取得する。3月28日予定。物流施設の取得は同投資法人で初めて。
同投資法人は福岡・九州に特化してキャナルシティ博多などの商業施設を中心にオフィスや賃貸マンション、ホテルなど23物件を保有しているが、以前から物件タイプの多様化を考えていた。今回取得する物流施設は「鳥栖ロジスティクスセンター」。同市姫方町の物流団地「グリーン・ロジスティクス・パーク鳥栖」内にあり、高速道路の鳥栖ジャンクションに近接するという立地の利便性が取得の際の評価につながった。施設自体は敷地面積約1万263平方m、建物は2階建てで延べ床面積は約4169平方m、2008年5月に完成した。現在は食品倉庫として稼働している。冷凍、冷蔵、常温の3温度帯に対応し、24時間操業可能。年間の賃料収入は8400万円を見込む。
同投資法人は今後も、福岡の湾岸エリアや福岡インターチェンジ近くなどの物流施設を取得候補として検討していくとしている。