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鮮魚市場の卸売市場棟を建替えへ  福岡市    2020年完成を目標に


 福岡市は2020年の完成をめどに、福岡市中央区長浜の鮮魚市場卸売市場の棟建て替えを進める。
 卸売市場棟は鮮魚市場東側に位置し、地元水産業者による水産物の衛生検査、市場開設を通じての卸売り等を担う施設。築40年を超えて老朽化が進んでいることから建て替えに踏み切る。新施設は、高度衛星管理施設として、現在の「開放式」の施設から、衛生面に配慮した「密閉式」に切り替える計画という。着工時期は未定だが、今年度から検討を進め、5年後の完成を目指していく。
 福岡市中央卸売市場の津留美由紀市場長は「新青果市場と同じく、より衛生面に配慮した設計・設備を取り入れることにより、安全性の利点を強化することができれば鮮魚市場の活性化につながる」と話している。