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高齢者雇用措置が前年比8ポイント増 福岡労働局 県内95・1%、全国98・1%
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厚生労働省福岡労働局(福岡市博多区博多駅東2丁目、前田芳延局長)の2013年6月1日~14年5月31日までの県内企業による高年齢者雇用確保措置の実施状況は、前年比8・0ポイント増の95・1%だった。全国統計は同5・8ポイント増の98・1%。
65歳までの安定した雇用確保を目的に昨年4月、企業に対して「定年制の廃止」、「定年制の引き上げ」、「継続雇用制度の導入」のいずれかの措置を講じるように義務付けたもので、福岡県内では従業員31人以上の5780社を集計した。そのうち「定年制の廃止」導入企業は0・4ポイント減の2・8%、「定年引き上げ」企業は0・8ポイント減の15・1%、「継続雇用制度の導入」企業は1・1ポイント増の82・1%だった。同局では「景気回復に伴う求人倍率の向上で、高齢者雇用も促進したと分析している」と話している。