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高齢者雇用促進企業は前年差0・9ポイント増 福岡労働局
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県内99・7%、全国99・7%
厚生労働省福岡労働局(福岡市博多区博多駅東2丁目)の2016年6月〜17年5月末までの県内企業による高年齢者雇用確保措置の実施状況は、対前年差0・9ポイント増の99・7%だった。全国統計は同0・2ポイント増の99・7%。
65歳までの安定した雇用確保を目的に、企業に対して「定年制の廃止」、「定年制の引き上げ」、「継続雇用制度の導入」のいずれかの措置を講じるように義務付けたもので、福岡県内では従業員31人以上の6220社から集計した。雇用確保措置の実施済み企業のうち、「定年制の廃止」導入企業は0・1ポイント減の2・5%、「定年引き上げ」企業は0・7ポイント増の16・7%、「継続雇用制度の導入」企業は0・6ポイント減の80・8%だった。同局では「生涯現役の社会の実現に向けて、雇用確保措置を実施していない企業に重点的な指導を行いたい」と話している。
2017年12月5日発行