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高齢者居室見守りサービスの提供開始 プリンシプル


NTT西日本と共同開発

ホームセキュリティサービス開発の㈱プリンシプル(福岡市博多区博多駅東1丁目、原田宏人社長)は5月15日、西日本電信電話㈱ (以下NTT西日本、大阪市中央区馬場町、小林充佳社長)と共同開発した高齢者居室見守りサービス「スマートルームみまもり」の提供を開始した。
社会問題解決に向けたサービスを事業化するNTTのプロジェクトとして2017年から共同で取り組んできたもの。プリンシプルのホームセキュリティの開発ノウハウを活用した同サービスは、居宅内2カ所に設置したドア開閉センサーが一定時間以上ドアの開閉が検知されない場合にアラームを発動し、高齢者本人と連絡がつかない場合は家族や管理会社などに通知される仕組み。管理物件に入居を希望、もしくは既に入居している一人暮らしの高齢者などを対象としており、今後はNTT西日本と、グループ会社で光ファイバーインターネット接続サービスなどを提供するエヌ・ティ・ティ・メディアサプライ㈱のネットワークを生かし全国展開を目指していく。プリンシプルでは「居室内での体調急変の発見が遅れることによる孤独死を防ぐとともに、物件オーナーが安心して高齢者の入居を受け入れができる体制を整備していきたい」と話している。

2019年6月4日発行