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高速道路活用した地方創生事業の連携協定を締結 FDCなど


人材育成やコンテンツづくりなど推進

福岡地域戦略推進協議会(福岡市中央区天神1丁目、麻生泰会長、略称FDC)と西日本高速道路㈱九州支社(同市博多区博多駅東3丁目、廣畑浩司九州支社長、NEXCO西日本)、佐賀県小城市(江里口秀次市長)は12月18日、「高速道路を活用した地方創生等のプロジェクト連携に関する協定」を締結した。
2012年3月に佐賀県とNEXCO西日本が締結した「地域活性化に係る包括的相互協力協定」を踏まえ、小城市が抱える人口減少や地域の活力低下といった課題の解消と、NEXCO西日本が管理する高速道路のさらなる利活用を通じて小城市域の地方創生を目指すもの。プロジェクトの実施に関しては、産学官民のプラットフォームとして地域課題の解決など事業創出に実績のあるFDCと連携し、新しいサービスや製品開発において地域が一体となって課題抽出からサービス開発に至るまでを共創する活動「リビングラボ」の手法を取り入れ、継続性のある事業創出を目指していく。
連携事項は、小城市域における地域資源の活用、高速道路等の地域インフラの利活用、観光振興や地方創生等にかかわる人材育成に関することなど。具体的には、福岡都市圏などから送客を促すためのコンテンツ、拠点づくりや地方創生などに携わる人材育成のための研修、地元市民・企業と協働での地域資源の発掘やまちづくり、福岡都市圏とのビジネスマッチングや交流、関係人口の創出などを行っていく。

2019年1月8日発行