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高速道路案件など受注増え利益45%増 富士ピー・エス


売上26%増の273・6億円

プレストレストコンクリート(PC)工法を用いた土木、建築工事の㈱富士ピー・エス(福岡市中央区薬院1丁目、菅野昇孝社長)の18年3月期の連結決算は、売上高が前期比26・4%増の273億6100万円、経常利益が同44・9%増の7億5300万円の増収増益となった。
建設事業でマンション工事の遅れなどが発生したが、土木事業で高速道路会社のNEXCOの大規模更新、新設の鋼橋向けなどを受注したことで増収。増収に伴って利益も大幅増益となった。当期純利益は今期から繰り延べ税金資産1億6100万円を計上したことで、42・8%増の7億6300万円。受注高は、土木事業が7・8%増の162億6600万円、建設事業は12・3%減の66億3100万円だった。
今期は、売上高が前年比4・5%増の286億円、経常利益が同14・1%増の8億6000万円、当期純利益が29・3%減の5億4000万円を見込む。

2018年6月5日発行