高速冷凍機の小型版を発売　ドーワテクノス

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週刊経済2024年3月5日発行号

小規模食品加工工場向け

モータのリニューアル事業やロボット事業などの㈱ドーワテクノス（北九州市八幡西区黒崎城石、小野裕和社長）は２月２７日、高速冷凍機の新商品を発売した。
小規模食品加工工場向けに、既存の超高速冷凍機「ＺＥＲＯ-０３」を小型化したもので、特許技術を持つ厨房機器メーカーの㈱ゼロカラ（神奈川県横浜市、荻野龍哉社長）と共同開発した。冷凍の際に必要な室外機を冷凍機内に搭載したことで、コンパクトサイズになり、設置工事が不要となった点が特徴。マイナス３５度の液体の中で、商品を入れたかごを上下に振幅させ、熱交換効率を上げることで急速冷凍する特許技術を組み込んでいる。
同社は１９４８年１０月設立、資本金８７１５万円。２０２２年１２月期売上高は１２６億円。従業員２０８人。