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高砂2丁目に投資用の8階建てオフィスビル K.ホールディングス
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週刊経済2021年12月21日発行
福岡都心部で開発強化
不動産開発のK.ホールディングス㈱(福岡市中央区大名2丁目、倉橋髙治社長)は、同区高砂2丁目に8階建てオフィスビルを建設する。着工予定は来年4月、完成は23年3月を目指す。
福岡都心部の商業地域で、オフィスビル開発を進めている一環。場所は通称・日赤通りの「高砂1丁目」交差点そば。敷地面積は1333㎡。建物は鉄筋コンクリート一部鉄骨造りの8階建てで延べ床面積は5945㎡。1階は店舗、2階以上はオフィスフロアとして貸し出すという。倉橋社長は「すでに引き合いがある」と話している。直近でも、同社は博多や渡辺通、大名の新築オフィスビル計3棟を海外の投資ファンドに売却した実績がある。今後は福岡都心部を中心に投資額50億円から100億円規模の物件開発、そして高い売却益・キャピタルゲインの獲得も視野に入れている。
倉橋社長は大分県出身。1948年12月19日生まれの72歳。福岡大学商学部貿易学科卒。東証一部上場・大東建託㈱の九州各地の支店長を歴任し、60歳で定年退職。同社在職中にK.ホールディングスを設立。趣味はゴルフ。
同社は2006年9月設立。資本金1千万円。従業員6人。福岡、佐賀、長崎、鹿児島において、投資額10億円以下の賃貸マンションやオフィスビルの開発、個人投資家向けに一棟売り事業を手掛けている。