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高尾川地下河川トンネルは6月から運用開始  県土木整備部


筑紫野市二日市―紫間約1・1キロ

福岡県土木整備部が、2015(平成27)年度から整備を進めてきた筑紫野市の高尾川地下河川トンネルがこのほど完成し、6月から運用を開始する。
地下河川トンネルは県が管理する二級河川・高尾川が14年8月未明に発生した豪雨で氾濫し、流域の7・4ヘクタールが浸水したことを受け、県が89億円をかけ、橋りょうの改築や地下河川を整備してきた。3月15日に地下の河川トンネルが貫通したことで、6月からの運用開始にめどがついた。トンネルの延長は同市二日市中央6丁目から紫2丁目までの約1・1キロ。
河川整備課では「地下河川トンネルの運用開始によって、高尾川流域における浸水被害の軽減を図りたい」と話している。

2020年4月14日発行