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高取2丁目に玄米菜食ベースの総菜店 NPC


週刊経済2022年9月13日発行

ラム肉の創作料理のバルもオープン

飲食店コンサルティング事業のNPC㈱(福岡市博多区博多駅前4丁目、渡邉武一郎社長)は9月5日、同市早良区高取2丁目に弁当・総菜店「NATURAL DELI EVAH(ナチュラルデリ・エヴァ) 藤崎店」をオープンした。店内には、ライセンス契約の別店舗も併設。
玄米を主食に、季節の野菜を素材とする日本発祥の食事法「マクロビオティック」を、独自にアレンジした総菜や弁当販売の㈲エヴァダイニング(同市中央区春吉1丁目、本田聖彦社長)のライセンス事業の1号店としてオープンした。「天神や博多などの都心部で展開されてきた人気のナチュラルデリの店で、鮮度の良い状態で気軽に購入できるよう郊外型の店舗として出店した」という。場所は、福岡市営地下鉄・藤崎駅近くの「グランドメゾン藤崎」1階。店舗面積は約31㎡。メニューは「マクロビ丼」を初めとする弁当約13種や、「ベジタブルハンバーグ」、「山芋のカキフライ風」等の総菜6種、ベーカリー2種、おにぎり8種など。また、スイーツや、一部肉・魚・卵を使用した商品のほか、自然食品の物販コーナーも置いている。平均客単価は約800~900円を見込んでおり、月間売上目標は360万円。スタッフは3人。営業時間は午前10時~午後7時まで。渡邉社長は、「地元のお客さまに愛される地域密着の店にしたい。今後、エヴァダイニングのライセンス店舗を郊外地区で年間1~2店舗ペースで展開していきたい」と話している。
さらに、店内奥に設けているバーカウンター型のイートインスペースでは、午後5時~午後10時の間、飲食店「コヒツジヤ LAMB MAN(ラムマン・同市中央区警固1丁目)」のライセンス店舗を営業する。名称は「コヒツジヤ STAND LAMB MAN 福岡藤崎店」で、ラム肉を使用した創作メニューが特長。立ち飲みスタイルで、ワインやビールなどの酒類を提供する。
同社は2017年1月設立。