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高取の猫飼育賃貸マンションが完成 三好不動産
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3月5日に内覧会
賃貸仲介・管理の地場大手㈱三好不動産(福岡市中央区今川1丁目、三好修社長)が早良区高取2丁目に建設していた猫飼育専用賃貸マンションが2月末に完成、3月5日に内覧会を開く。
猫の飼育に必要な設備を室内、共用部に備えたマンションで名称は「if CAT藤崎」。場所は市営地下鉄藤崎駅南東側で駅から徒歩3分。敷地面積は277㎡、6階建て延べ床面積は705㎡、1K20戸で約25㎡から29㎡。
共用部には、グルーミングスペース、中にペットがいることを外に表示できるペットボタン付エレベーター、保護猫情報掲示板、猫写真コーナー、常時使えるペット用のごみ置き場を設けている。専有部には、スモールキャットドア、天吊り・壁面のキャットステップ、キャットウォーク、多目的キャットボックス、猫用の出窓「キャットビュー」、24時間換気システム、猫が開けにくいノットキャットドアノブ、下に猫用トイレを置ける洗面台、破れにくい網戸「キャットディフェンス」、IoT機能付き照明、天井に消臭塗料を使うなどの設備。
さらに初回入居者にはキャットアイ(見守りカメラ)、ITキャットトイレをプレゼントする。家賃は6万3000円~7万3000円で、敷金はなく礼金2カ月、共益費4500円、猫2匹目以降は1匹につきペット承諾金2万円で飼育は3匹まで、駐車場は4台収容で月額1万6200円。
今回の物件は2016年から開始した猫共生物件開発の一環で、これまで城南区のアパートをリノベーションした物件などを開発している。同社では、猫ブームと同時に、捨て猫、殺処分、虐待といった問題があることも背景に、猫と暮らせる賃貸住宅を自社開発し、今後は物件オーナーに対し、空室対策の意味も含めて、猫共生マンションの建築や猫飼育仕様のリノベーション工事を提案していく考え。
2019年3月5日発行