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高価格帯の清掃サービスを提供開始 FBM


オーナーからの細かい指示に対応

マンションなど清掃業の㈱FBM(福岡市中央区大名、冬野裕家社長)は、7月から賃貸住宅のオーナー向けに高価格帯の清掃サービスを提供する。
人口増を背景に福岡都心部では賃貸住宅が急激に増加しており、物件の外観や共有部を清潔に保つことで稼働率を高めようとする物件オーナーのニーズが高まったことでサービスを開始する。サービス名は「REAL WOLKS」。20代、30代のスタッフで構成される専門チームをつくり、物件を週に一度巡回清掃、オーナーの細かい指示に対応する。価格は一般的な清掃料金の1・5倍程度。半年に一度の大掛かりな定期清掃も同じスタッフが実施する。すでにパースペクティブ・アール・イー合同会社(糟屋郡志免町南里、野中周二代表)が所有する100戸の業務を管理会社を通して受託しており、今後受託件数を伸ばしていく。
冬野社長は「清掃というジャンルは管理の一部として見られてきたが、今後は物件の付加価値を高める大きな強みになる」と話している。
同社は2018年3月設立。資本金は999万円。従業員数は15人(パート含む)。売上高は1億円。
冬野社長は1988年3月1日生まれの31歳。福岡市出身。県立博多青松
高校卒。大手不動産会社を経て、18年同社を設立。ディスコクラブ「マリアクラブ」などを運営した冬野観光創業者の冬野正博氏の長男。

2019年6月25日発行