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高付加価値商品販売が好調  丸東産業2月期


外部委託費用など膨らむ

包装資材製造の丸東産業㈱(小郡市干潟、尾崎太郎社長)の20年2月期連結決算は、売上高が前年比0・9%増の166億5200万円、経常利益が13・6%減の8億2500万円で増収減益だった。
袋を開封した時に段差ができて開けやすい「掴めるくん」や袋内の湿気を取る「湿気くん」などの高付加価値商品の販促を強化したことで増収。利益面では一時受注が集中し、外部委託費用が増えるなど費用が膨らんだことで減益となった。営業利益は15・2%減の7億7400万円。当期純利益は17・8%減の5億3800万円となった。
事業別売上高は、主力の複合フィルムが2・6%増の112億2400万円、単体フィルムが5・1%増の12億8800万円、容器が2・8%減の13億1100万円、その他が5・4%減の28億2800万円となった。
今期売上高は前期比1・2%増の168億5千万円、経常利益は同4・2%増の8億6千万円で増収増益を見込んでいる。

2020年4月28日発行