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高付加価値商品拡販も減収減益 丸東産業25年中間期決算


週刊経済2024年11月13日発行号

通期は増収減益見込む

包装資材製造の丸東産業㈱(小郡市干潟、尾﨑太郎社長)の25年8月の中間決算は、売上高が前年同期比5・5%減の87億2000万円、経常利益が46・7%減の1億7700万円の減収減益だった。

ストレスフリー「掴めるくん」や乾燥剤フリー「吸湿くん」などの機能包材や、「MARUTOエコプロダクツ(環境対応品)」、「MARUTOパッケージプロモーション(販売促進策)」などを提案し、付加価値が高い製品の新規拡販に努めたが減収となった。利益面では原材料価格の上昇分が影響し、減益。半期の営業利益は60・6%減の1億100万円。純利益は33・4%減の1億5600万円となった。

通期では、売上高が前年同期比4・2%増の186億円、経常利益は同9・1%減の4億9000万円、当期純利益は0・8%増の3億7000万円で増収減益を見込んでいる。