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骨格検出システムの新製品 ネクストシステム


6月発売予定

ソフトウェア開発の㈱ネクストシステム(福岡市南区井尻3丁目、藤田義生社長)は6月をめどに、Webカメラで撮影された映像からリアルタイムで人の骨格情報を検出するシステムの新製品を発売する。
同社では、市販のWebカメラを用いて撮影された人の映像から体の関節25カ所と顔のパーツ5カ所の座標を2台のカメラで検出する「Vision Pose」を開発し、昨年11月から販売している。新製品名は「Vision Pose Single3D」。今回はディープラーニングを用いることで1台のカメラのみで骨格座標を検出できるようにし、カメラが1台しか用意できない場合の利用やスマートフォンへの組み込みも可能にする。スポーツのフォームチェック、バーチャル映像の制作、防犯カメラに組み込むことでの不審者検知、工場内の異常検知などに使用したい企業の利用を想定している。価格は39万8000円(税抜)だが、新製品については未定。PC版とiOS版で提供する。
同社は「骨格推定を用いたディープラーニングによる画像認識についてさまざまな分野で活用が期待されている」と話している。
同社は2002年8月設立。資本金8075万円。従業員数55人。

2019年5月1.8日合併号