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駐車場利用増で増収増益  トラストパーク    道交法の改正により


 駐車場経営のトラストパーク株式会社(福岡市博多区住吉4丁目、渡邉靖司社長)の2007年6月期決算は、売上高が38億2,413万円で前期比13.4%増、経常利益が1億4,216万円で同26.7%増の増収増益となった。
 06年6月の改正道路交通法の施行により特に7、8月の駐車場の利用が増加したことが大きな増収となった。また、営業拠点の整備、不採算店舗の閉鎖、新規駐車場の開発に注力したことが利益を伸ばした。営業利益は1億8,128万円で前期比40.2%。当期純利益は、旧本社の売却益、法人税調整額計上により1億5,025万円で同5.28倍となった。今期は、店舗数の拡大、駐車場カード会員戦略の強化により、売上高が41億7,000万円で9.0%増、経常利益が1億7,400万円で22.4%増、当期純利益が9,600万円で36.1%減を見込む。
 同社は「社内の営業体制強化し、さらに全国で50店舗増やし350店舗体制を目指したい」と話している。
 同社は1993年8月設立、資本金3億3,302万円、従業員数310人(アルバイト、パート含む)。東京、大阪、名古屋、山口、九州5カ所に拠点展開。