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駆け込み需要の影響で増収増益 ベスト電器 売上高は927億6500万円
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地場家電量販・株式会社ベスト電器(福岡市博多区千代6丁目、小野浩司社長)の2014年8月期中間連結決算は、売上高が前年同期比6・8%増の927億6500万円、経常利益は同15・6%増の14億8100万円と増収増益となった。純利益は同26・1%増の14億1200万円。
当期は直営2店舗(海外のみ)、FC2店舗(うち海外1店)を出店し、不採算の直営5店舗(うち海外1店)を閉鎖。店舗数は直営179店舗(海外32店)、FC237店舗(同42店)の計416店舗となった。消費税増税前の駆け込み需要の影響でテレビやレコーダー、パソコン、冷蔵庫、洗濯機などが好調に推移したほか、高画質の4K対応テレビやタブレット「SurfacePro」といった付加価値型商品が販売単価を押し上げた。
事業別では、家電小売業の売上高は前年同期比6・5%増の762億6100万円、家電卸売業は売上高が同10・3%増の136億300万円、クレジット事業の営業収益は信販会社との契約内容変更に伴う営業貸付金の減少で同30・5%減の2400万円。サービス事業は駆け込み需要による配達設置件数は増加したものの、天候不順によるエアコン取付工事件数の減少で売上高は19億2500万円(同2・3%減)となった。
同社では2015年2月期連結決算は売上高が前年同期比3・1%減の1680億円、経常利益30億円、当期純利益25億円を見込んでいる。