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香港のショッピングモールに海外1号店を出店   ストーンマーケット   年内にシンガポールなど2店舗計画


 天然石・アクセサリーショップ「ストーンマーケット」を全国で70店舗展開する株式会社ストーンマーケット(福岡市中央区港2丁目、中村泰二郎社長)は、4月13日、香港に海外1号店となるアクセサリーショップを出店した。
 3月に現地法人「ストーンマーケット香港」を設立しており、今後は海外での展開を強化していく。場所は、香港・九龍島のショッピングモール「フェスティバルフォーク」内で、店名は「ストーンマーケット香港フェスティバルウォーク店」。店舗面積は26平方メートル。商品構成は国内とほぼ同じで、天然石・アクセサリーなど約3あ万アイテムを揃えている。また、年内にはシンガポールなど2店舗の出店を計画している。
 中村社長は「アメリカで天然石の魅力に惹かれ、日本で石を広めようと思い創業しただけに、今後は海外で知られざる石の世界を広めたい。まずはアジアを攻め、アメリカ、ヨーロッパなどこれからは世界に挑戦したい」と話している。

 メンズ・ユニセックス商品の新ブランドを新設

 また同社は、メンズ・ユニセックス(男女兼用)商品のブランド「ストーンマーケットブラックレーベル」を新設した。
 販路拡大の一環として新設したもので、今年2月には準備段階として、メンズ・ユニセックス向け商品メーンの店舗を東京に出店。今秋にアンテナショップを東京に出店し、全国規模でのネームバリュー拡大を図る。商品はアクセサリーだけでなく、天然石を使用したカフスやネクタイピンなどの小物を開発する。また、これまでの商品と差別化するため、クオリティの高い商品にし、価格も高く設定する。
 同社は1994年10月創業。資本金は5,000万円。年商は約80億円(06年3月期連結見込み)。従業員は504人(アルバイトを含む)。関連会社は有限会社ナカムラインターナショナル。
 中村社長は1964年10月10日生まれの41歳。九州産業大学商学部卒。趣味はサーフィン、ダイビング。