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香椎駅周辺区画整理事業、来年3月完了へ 福岡市


香椎駅南側に駐輪場、駐車場整備

福岡市が実施している香椎駅周辺土地区画整理事業が、来年3月の事業完了に向けて大詰めを迎えている。
同事業は、JR香椎駅周辺の約20・7ヘクタールを対象に、総事業費575億円をかけて1999年10月から実施しているもの。今年度は、拡幅した道路の舗装や電線地中化、照明灯の設置などを進めてきた。現在、JR香椎駅南側では市とJR九州が立体駐車場、市営駐輪場の建設を進めている。収容台数は駐車場が122台、駐輪場が800台(うちバイク100台)で、今年夏に供用開始予定。仮設の駐輪場として使用している用地には、約1500㎡の公園を整備する。次年度から換地処分に着手し、21年3月の事業完了を目指す。
香椎振興整備事務所計画課の末次敏弘課長は「JR、西鉄の駅前広場の整備に加え、道路の拡幅と電線地中化で、すっきりとした街並みが形成されている。テナントビルなどの建設が進み、18年頃からエリアの店舗数も増加傾向にある。事業完了に向けて、手続きを円滑に進めていきたい」と話している。

2020年3月17日発行