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首都圏受注増で黒字転換  ジェイエムテクノロジー    売上高は27%増


 システム開発、半導体サービス業などのジェイエムテクノロジー株式会社(福岡市博多区下川端町、岩永康徳社長)の08年8月中間期決算は、売上高が13億6400万円で前年同期比27%増、経常利益が4400万円(前年同期は400万円赤字)で黒字転換した。
 メーンのIT事業において既存顧客の受注拡大に努めたことなどが主な要因。事業別ではIT事業が、インフラ構築・設計支援、携帯電話や業務系アプリケーション開発において、首都圏を中心に受注が拡大したこと、昨年9月に買収したシステム開発業の株式会社ソフトラインの業績が寄与したことから売上高10億7556万6千円の同44%増。一方、半導体事業は売上高2億8868万8千円の同12%減なった。通期では、システム開発力を向上させるほか、半導体事業の新規顧客開拓に注力することで売上高が27億1千万円で同12%増、経常利益が9500万円で40%増を見込んでいる。同社では「引き続き人材の採用や育成への投資を進め、ISO27001の取得や内部管理体制の強化を図りたい」と話している。