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飲食料品好調で12カ月連続のプラス 九州スーパー販売額


全体では0・7%増

九州経済産業局が5月10日に発表した2018年3月のスーパー販売額(速報値)は、九州内全店ベース(409店舗)で前年同月比0・7%増の812億円、12カ月連続のプラスとなった。
衣料品等の動きが鈍かったものの、飲食料品やその他の商品等に動きがみられたことがプラスの要因。商品項目別としては、「衣料品」では寝具の動きが鈍く、引っ越し先で購入する事例が増加した影響から4カ月連続で前年を下回る0・7%減の119億円。「飲食料品」は魚介類に寄生するアニサキスの懸念から精肉の動きが良好であったことや、桜の開花時期に天気が安定し、お花見の需要が高まった影響から12カ月連続で前年を上回る0・6%増の490億円。「その他」では訪日外国人の化粧品、医薬品の購入増加と花粉症対策のマスクや点眼薬に動きがみられたことから、13カ月連続で前年を上回る1・9%増の200億円だった。
表はこちらから。

2018年5月22日発行