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飲食店支援のアドバイザー派遣を開始 福岡市
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感染対策実施店舗をサイトで発信
福岡市(高島宗一郎市長)は、地域情報誌「ナッセ」を発行する㈱サンマーク(福岡市中央区大宮1丁目、阿多浩一社長)、飲食店のブランディングなどを手掛ける㈱キッチン(福岡市中央区大名2丁目、栗田真二郎社長)で構成する「安全ガイドラインFUKUOKA」と業務委託契約を締結し、7月22日から市内飲食店を対象とした「安全対策のアドバイザー派遣事業」を開始した。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、新しい生活様式に対応した飲食店営業を支援する。サンマークが事務局となり公式サイトやLINE、電話、FAXで飲食店からの相談申し込みを受け付け、キッチンの栗田社長ら安全対策アドバイザーが安全対策に関するアドバイス・指導を実施。衛生管理などのチェックリストをもとに、基準を満たす対策を実施している飲食店を、特設サイト「福岡 安全安心に取り組む飲食店」で情報発信する。8月31日時点の掲載店舗は65店舗で、相談受付期間の10月末までに500店舗の掲載を目指す。
福岡市経済観光文化局観光マーケティング課の岩佐浩司係長は「できるだけ多くの店舗の取り組みを支援し、福岡市の観光資源としても重要な食文化を守っていきたい」、栗田社長は「感染対策の取り組みは、集客面でも重要なものになっている。指針を示し、業態に合った対策を支援していきたい」と話している。
2020年9月8日発行