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飲食店支援でCAMPFIREとサービス連携  Gigi


支援金分配の効率・迅速化

インターネットサービス企画・開発のGigi㈱(ジジ・福岡市中央区大名2丁目、今井了介社長)は6月19日、クラウドファンディング事業の㈱CAMPFIRE(東京都港区、家入一真社長)とサービス連携を開始した。
同社はアプリ上で事前決済した登録飲食店のメニューをプレゼントできる「ごちめし」や、コロナ禍の飲食店支援のために先払いでメニューを購入して後日来店する「さきめし」などのサービスを展開している。今回、クラウドファンディングプラットフォームを運営するCAMPFIREと連携することで、自治体や商工会などがクラウドファンディングのプロジェクトオーナー(起案者)となって飲食店への支援者を募る場合に、地域全体への支援金募集をCAMPFIREが、地域内への各店舗への支援実施をGigiが担う。クラウドファンディングを使用することでより多くの資金を集めるとともに、既存サービスで登録飲食店の情報を有するGigiのシステムを資金の分配に活用することで支援金の振り込み業務の効率化・迅速化を図る。杉山隆志取締役は「まずは福岡県内でモデルケースを構築できるよう準備中。登録店舗は福岡県内で約450店、全国で9千店以上あるので、取り組みを今後全国に拡大していきたい」と話している。
同社は2018年9月設立。資本金7500万円。従業員数10人。

2020年6月30日発行