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飲食店従業員などにワクチン共同接種 福岡商工会議所
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週刊経済2021年7月13日発行
2日間で127社1000人に
福岡商工会議所(福岡市博多区博多駅前2丁目、谷川浩道会頭)は7月6日と7日、ホテルイル・パラッツォ(同市中央区春吉、運営・博多ホテルズ㈱)で地場飲食店従業員などを対象とした新型コロナウイルスワクチンの共同接種を実施した。
コロナ禍に伴う業況悪化に苦しむ飲食店を支援する同会議所の事業、「Good Up FUKUOKA」に登録する約240事業者が対象で、このうち接種を希望した127社・約1000人が、この2日間で1回目のワクチン接種を受けた。会場では、間隔を取った導線や椅子の配置に加え、エキストラベッドや接種後の待機椅子・ソファーラウンジなどを用意。隣接するグループホテルで、接種者限定のスイーツセットも500円で提供した。
同会議所の担当者は「特に痛手が大きい飲食店の事業者に、ワクチン接種を機に立ち直ってもらい、地元経済の回復につなげたい」と話している。また会場を提供した博多ホテルズは今回の共同接種を含め、福岡に拠点を置く30企業・団体、2万人規模の共同接種に同会場で対応していくとしている。